TONYです。
LOOM&SPOOLから発売されている毛布「SERENE ウールニューマイヤー」を購入したのでレビューします。
長く使うモノ。毎日寄り添うモノ。
寝室、サイコー!
って、日々心地良いなと感じれるコト。
わたしにとって、とてもとても大切な気持ち。
ありがたやーー。
それではいきますね。
LOOM&SPOOLとは
「なぜ上質でかっこいい毛布がないんだろう?」
と、インテリアやテキスタイルの商品開発に携わってきた末の大きな疑問。
毛布にも選択肢を
1日の終わりに寝具として毛布を愛用する文化、実は日本以外ではあまりメジャーではありません。海外にも魅力的な“ブランケット”がたくさんありますが、リビングやソファで使うためのものが主流。
一方、国内向けに特化してきた日本の毛布は品質的には完成といえる域にまで進化しましたが、なぜか寝具の世界とインテリア業界とは距離があり、インテリアのトレンドに影響を受けることが少なかったためか、デザインについては懐かしくもクラシカルな商品が今でも多数を占めています。
いま、インテリアのスタイルは本当に多種多様になりました。
素敵なリノベーションが施されたマンションや、高性能でモダンな戸建住宅。
リーズナブルな羽毛布団の普及とともにさまざまな素材やデザインで入手できるようになったデュヴェ/コンフォーター(ふとんカバー)やピローケース(枕カバー)に比べ、カバーして使うことができない毛布は、寝室のインテリア完成への最後の壁となっています。あたらしい、今のための毛布。寝具からインテリアへ
商品開発にあたる際にも細部についての選択肢にはかなり制限がありました。インテリア商品としては当然考慮すべきですが、生産事情などもあって実現が難しいと思われたディテールも。
しかし、やはりものづくりは「人」でした。ベテランさんも若い世代も活躍する生産工場さん、わたしたちのこだわりにも理解ある仲介企業さん、フレンドリーで面倒見のいい物流倉庫さんと出会ったことで、納得できるものづくりの環境が整い、LOOM&SPOOL の毛布づくりは始まりました。
これらLOOM & SPOOLさんの公式ホームページから一部引用していますが、日本の毛布を「インテリア目線」で再構築しようと、あれやこれやと超こだわっているブランド。
WOOL NEW MAYER BLANKET 「SERENE(セリーン)」
そんなこだわりのあるLOOM&SPOOLから出てるシリーズの一つが「SERENE(セリーン)」。毛足の長いウールをふんわり軽く編んだメリノウールニューマイヤー毛布。
ちなみによく耳にするメリノウールとは「メリノ種」という羊の毛。メリノ種はオーストラリアやニュージーランドで飼育されている羊のことで、保温性が高く羊毛の中で最も高級とされているようです。
LOOM&SPOOLさんはオーストラリア産のメリノウールを使用しているようで、肌に触れる面はなんと使用率100%!
また、全て日本の工場で紡績していて獣臭さやチクチクもなく、防縮加工を施すことで繊細な風合いはそのままに、家庭での洗濯も可能とのこと。
さすが、130年の歴史がある“毛布のまち”、大阪・泉大津の技術なのでしょう。4工程ものプロセスを経て丁寧に仕上げられる起毛はきめ細かくなめらかになるようです。
そしてそれを証明するが如し。商品には「Qマーク」のタグが。
日本製の生地を使用し、染色〜仕上げ、縫製等の全てが国内で行われ、なおかつ日本毛布工業組合が定めた品質基準に合格した製品のみに使用を認めている、安心・安全の品質保証マークです。ラベルにはシリアル番号が印字され、発給日・発給先、製品内容が管理されているという徹底ぶり。
THE MADE IN JAPAN!
IZUMIOTSU QUALITY
読めば読むほど素晴らしいし、様々な職人さんたちによる素敵なプロダクト。
わたしは正規販売店のDapper-s room(楽天)より購入しましたが、正規販売店以外の転売もあり、返品や商品の保証ができないようなのでお気をつけくださいね。
※以下リンクは公式&正規販売店です
SERENEの見た目や使い心地
ウールにグレーのプリントなどを施した飽きのこないデザイン。最近グレーにはまっているわたしには最高にピンポイントデザイン。また、頭と足の部分は折り返しになっていますが、両端の長辺は切れっぱなし。あえてのデザインのようで、これがなんというかさすがというか素敵。4辺とも折り返しがついていたらよくある毛布になりかねないですが、切りっぱなしのためソファなどでブランケットとして使っても毛布っぽくなく、違和感もありません。それからシングル毛布サイズは基本140×200cmですが、SERENEは150×200cmと、折れてないからだと思いますが横が少し長いです。得した気分。
天然素材のため毛落ちなどもあるようですが、全然とは言いませんが言うほどでもありませんでした。強くひっぱったら少し手についてるくらいのよくある感覚。許容範囲かと。
毛足2cmのメリノウールだけあって保温性と吸・放湿性は抜群。これまで使ってきた(おそらく)化繊の毛布に比べほんとフワフワ。なんていうか今までの毛布より密度が少ないと感じるのだけれど、温かいという不思議。これも長い毛足とトリコット編みのおかげで温かい空気が溜まる=より温かいのだろうと感じています。おかげもあって軽いので体にふぁっっさーーーとフィットします。これがもう至福。超気持ちいいです。
室温約12度くらいの夜に毛布それぞれ試してみましたが(頑張った)、密度の高いこれまでの毛布よりSERENEの方が断然温かかったです。さすがに一枚だけだと寒かったですが、耐えようと思えばギリ耐えられる感じ。今までの毛布はしばらくしたら無理!って感じ。はやく羽毛羽毛!って。伝わるかなーー。。まあ温かいは密度じゃないということも分かりました(頑張った)。
そして極め付けですが、動物が好きな方なら一度は試したくなると思いますが、体に触れる面がメリノウール100%なので、毛布を丸くしたら
もうそれはまぎれもなく羊そのもの。
ひつじをふぁっっさーーーって
抱きしめた気持ちになります。
オーストラリアのひつじと戯れt.....
やめときます。(わたしだけな気がする)
こんな風に丸くしたく...ならないか
「ヒツジのいらない枕」を愛用していますが、もはやわたしの寝室環境は「ヒツジのいるベッド」となりました。
ヒツジラーーーブ
まとめ
長く使う・使えるモノだからこそ、長く使ってほしいモノだからこそのネームタグ。「自分だけの毛布に育ててね」といった愛着を持たせてくれる空白のタグ。たったこの一つだけでもこだわりを感じましたし伝わりました。しかもむっちゃシンプルでおしゃれだし。
できるだけ安いもので良いものをと、だからこそ頻繁に買い換えるといった買い物の仕方ももちろんあります。わたしもよくします。SERENEの毛布は高価な買い物ではあったけれど、末長く寄り添う大切な道具。5年と言わず10年単位でお付き合いするであろう道具。そう考えるととてもコスパもよく、色やデザイン・製作工程含め、お気に入りの毛布に出会えてわたしはとても満足できました。
ひざにかけるくらいのサイズや他にも様々な製品展開があり、大切な方へのギフトとしてもとても喜ばれるのではないでしょうか 🙂
ヒツジさんと製作者、職人の方々に心から感謝。
どうぞ末長くよろしくお願いします 🙂
初めての一人暮らしから20年近くもお世話になった毛布にありがとうと、これから共にする毛布によろしくねとお礼と挨拶をすませ、レビューを終えようと思います。
参考になっていれば幸いです。
TONY
以下リンクは公式&正規販売店です