TONYです。
iMacからMac mini（M1）に買い替えたタイミングで、モニターと一緒にモニターアームのエルゴトロンLXを購入しました。
ということでエルゴトロンLXのレビューになります。
自分の理想の位置、目線に簡単に微調整できるので本当に素晴らしい！と感激しました。
デスクをすっきりさせたいという方にもおすすめです。
それではいきますね。
モニターアームを買った理由
単純に憧れでもありましたが、デスクをすっきりさせたかった事と、高さ調整ができたらなとiMacを使っている頃から常々思っていました。例えばiMacの場合チルト（傾き）は調整できても、高さは変更できません。「もうちょっとモニターを上下できたなら」といった融通がききません。
最近、電動昇降型デスクと椅子も買い替えて随分と理想位置に微調整できるデスク回りになりました。おかげで姿勢含む疲労感もかなーーーり抑えることができるのですが、目線で調整しようとするとデスクが高くなりすぎたりするわけです（←結構大袈裟な表現ではあります）。なのでモニターも調整できればほぼほぼ完成されるだろうと思いモニターアームを購入したわけです。
モニターアームをエルゴトロンにした理由
わたしが購入したのはデスク用モニターアームのエルゴトロンLX。
言わずも知れるモニターアームの有名どころのエルゴトロン。様々なタイプで展開されており、いずれも高い評価を獲得している人間工学に基づいた製品を提案するプロダクトメーカー。
OEM製品も展開されていて、AmazonやHPから委託販売されています。ほぼ一緒の造りにも関わらず、価格で比較するとOEM製品の方がお安いです。
ではなぜエルゴトロンにしたかと言うと理由は2つ。
一つは単純に見た目（爆）。
シルバータイプが欲しいと思っていて、Amazonのモニターアームにもシルバーがあるのですが見た目が違います。Amazonのモニターアームは結局素材が分かりませんでしたが色々調べてみるとシルバーに塗ったような質感っぽいです（実際に肉眼で現物は見ていないです、ご容赦を）。いっぽうエルゴトロンはポリッシュドアルミニウム。最近本気で買ってよかったと超絶満足しているデスクチェアー、エルゴヒューマンの素材と同じです。とても高級感もあるし、見た目も美しいです。ブラックがお好きな方はOEMでもあまり遜色はないのかなとは思います。
もう一つの理由は保証期間。
Amazonは1年で、エルゴトロンは10年。
段違いです。
一度アームを調整してしまえばそんなに動かさなくなるのだろうけれど、やはり数キロのモニターを支え続ける道具なのでゆくゆくの関節等々のダメージが気になります。10年も保証があれば十二分だし、そもそも10年という数字を謳う製品ということは、それだけ自信のあらわれでもあるのかなと。要するにきっととっても丈夫なのであろうと期待できます。一度買ったら長く使い続けたいタイプなわたしにとってとても安心材料の一つになり得ます。わずか数千円で9年も保証期間が伸びるならと、エルゴトロンを選ぶ決め手でもありました。
またLXを選んだ理由は、もしいつかモニターが複数になった場合にも追加で部分的パーツを購入すれば増設できるからです。対荷重も3.2kg〜11.3kgと融通も効きそうです。
「モニターはこの先もずっと一枚派なのだ！」という方はMXVモニターアームもあります。対荷重が3.2kg〜9.1kgの範囲 & LXより少々割高にはなりますが、見た目はとても素敵です。関節部分が同色で、アームを支える縦のポールも無いので、よりすっきりしたデザインになっています。カラーもシルバー・ホワイト・ブラックと好みに合わせやすいかと。
ちなみに、OEM含むいずれのアームもVESA規格の100×100mm・75×75mmに対応しています。
エルゴトロンLXを組み立てる
設置方法などは検索すれば詳しく紹介しているブログや動画がゴロゴロとあるので、ここではざっくりと紹介しますね。
各パーツごと丁寧に梱包されてる印象でした。締め付け（硬さ調整）に必要な六角レンチも同梱されていましたよ。
説明書もあるので迷うことはないかと。というか組み立てはとても単純でしたのでいらないかも？
とりあえずデスク天板に仮付けしてみます。
はめ込み式なので、天板に穴を開ける必要はありません。ネジでくるくるすればよいです。
わたしのデスク天板は2cmの厚みですが、超絶余裕で固定できました。幅の調整もかなりできるので、ブロックのようなマニアックなぶっっっとい天板でなければ、はまらない！ということはないと思います。
質感はとても良いです。写真では白っぽく見えますが、ほどよくテカってるシルバーです。安っぽくはありません。
全てのパーツを取り付けたイメージ。といっても土台と関節2つをドゥクシっと差し込んだだけです。おおまかにはこれだけで完成します。
他には土台と繋がる関節裏側にはケーブル隠しのカバーが付属しているのと、関節根本のてっぺんのキャップがあるくらいです。モニターに繋がる関節のキャップはありませんでした。
写真中央のキャップはありませんが、モニターに隠れると思うので気になりません。というか見た目は本当美しいと思います。
回るところもシルバーだったらなーとわがままな気持ちも出てきましたが、モニターで隠れるしま、いっか。と（MXVモニターアームのシルバーは同色のようです）。ブラックとホワイトは同色のようですよ！
BESA規格に対応したモニター裏面。
ちなみにLGの格安4K32インチモニターです。以下の記事でも少し紹介していますのでよかったらどうぞ 🙂
なにかと役に立つボッシュの小型電動ドライバーで4箇所のネジをとって・・・
アームをつけて、再度ネジで締めればOK。ちなみに取り付けの向きは上下どちらでもいいですが、関節の差し込み部分（穴）がモニターの上側の向きに取り付ければBESAプレートについている注意書きのシールが逆さになりません。どちらでもいいと書いたのはアームが360度回転するので、ケーブルなどを接続する前であれば上下逆さは変更可能です。
モニターを取り付けた状態。ズボッと差し込むだけ。必ず上を向く状態で取り付けることになります。この状態から六角レンチを使って硬さ調整します。
最上部の内部側に六角レンチで回すパーツが隠れています。
内部。中央の穴にディキシっと付属の六角レンチをぶち込んで回して調整します。モニターを上下に動かしてどちらも同じくらいの力加減になれば完成です。
完成の図。モニター下がスッキリ。本当にすっきり。さて、どうしようかな。デスクセットアップの妄想が止まりません。
エルゴトロンLXを使ってみて
本当に快適です。
椅子の高さ、デスクの高さを理想の位置に合わせ、最後に目線の微調整でモニターの位置を変更する。もはや完璧です。随分減りましたが、ごくたまーーーーにクライアントが自宅に来てモニターの前で仕事をすることがありますが、その際モニターをグイッと引っ張って確認しあったりも容易です。元の位置に戻すのもグイッと押せばいいので非常に楽ちん。それとモニターのスピーカーがあまりにもアレだったので別途購入したのですが（レビュー予定）、モニター下に収まりました。iMacだったらできなかったことです。本当に調整できるのは素晴らしい。
それと、デスク下になにもないので、掃除も超絶らく。ブラシでさっと一拭きするだけ。モニタ裏も気になるならグイッと引っ張れば簡単に裏側も掃除できます。あ、そうそう。余談ですが以前デスクチェアの記事で紹介しましたが、これまでブラシを使ったことがない方へ是非ともおすすめしたいのですが、クリーナーブラシは持っていた方がよいです。もんのすごく掃除が楽になります。
マジで便利です（真顔）。
アームのバランスや耐久性にいたっては思った以上に頑丈な印象を受けました。デスクの厚みは20mmでクッションなど挟まず直接取り付けていますが、びくともしません。モニターも垂れ下がってくる気配はないし、はっきり言ってiMacの頃より安定している印象です。ちょっとやそっとの地震等で倒れることはまずないだろうと思います。
あと最近気づいたのですが、モニターを手前に引っ張ってデスクを高くし（昇降ボタンひとつ）、チェアをリクライニングさせ（レバーを倒すだけ）、頭を預けた目線の先にドンピシャでモニターがくるようにセットしたら、たまらなくリラックスした状態で色々と鑑賞できます。動画だろうがMVだろうがゲームだろうが、簡単にリラックスタイムの出来上がりです。（こうなるとマジでオットマンがほしくなる...）欲を言えば下方向にもチルトできたらなーと思ってしまいました。ちなみに下方向のチルトは5度ならできます。まあ、これはほとんど使わないので単なるわがままですけれどね。
まとめ
これにてデスク回りは様々な調整が効く環境となり、本当に理想のデスク環境に近づきました。リラックスした状態で仕事ができる、はたまたココがもう少しといった細かな微調整のきく仕事環境は、たとえ些細なことであってもとても大事な役割となってきます。エルゴトロンは耐久性も申し分ないだろうし（まだ分かりませんが）長く付き合う大事な仕事道具になってくれるだろうと期待も含め、レビューを終えたいと思います。
参考になっていれば幸いです。
TONY
