TONYです。
年を重ねるごとに冬のデスク、とにかく寒いのです。
冷えるんですよ。
足元が。
電気代もバカにならないこのご時世。
できる限りエアコンに頼らず、省エネで、デスク下で使用する際の都合の良いヒーターはないかと脳内で試行錯誤(妄想)。
で、足元パネルヒーターにたどり着きました。
結果、個人的に買って満足できました。
とは言え使って分かったこともあったので消費電力や電気代、レビュー含め詳しく紹介します。
目次よりお好きな項目をどうぞ。
あったかい!省エネ!さいこー🙂
それではいきますね。
CONTENTS
冬のデスク下にもとめていたこと
靴下&ルームシューズは必須で装備しているものの、やっぱり寒い。
というわけで以下をポイントにネットうぇーい🏄開始。
暖かいこと
膝位まで暖かくなればきっと幸せになれると妄想(使って気づいた点有り)。
省エネであること
省エネすぎるモノ(ワット数が低いモノ)は真冬は期待できないだろうと一旦却下。つまるところUSBタイプではなく、コンセントタイプが好ましい。
フットレストも併用できること
フットレストも導入したいと考えていたので、組み合わせができること。
収納が容易なこと
季節的な使い方になるので、簡単・コンパクトに収納できるモノがよい。
これらに焦点を当て、たどり着いたのが
HAGOOGI (ハゴオギ)の足元パネルヒーター【大きいサイズ】でした。
HAGOOGI (ハゴオギ) 足元ヒーター【大きいサイズ】のレビュー
見た目やサイズ感、実際に計測した消費電力、電気代などまとめています。
HAGOOGI (ハゴオギ) 足元ヒーター【大きいサイズ】のスペック
サイズ | 高さ:約56cm × 幅:約44cm × 奥:行き約38cm |
重さ | 1.75kg |
材質 | ポリエステル100% |
電源 | AC100V 50/60Hz |
コード長 | 180cm |
消費電力 | 298W(※詳細後述) |
上部箱写真のスペックを表にしたものです。
参照:amazon HAGOOGI公式ページより
これまでも展開していたようですが、今現在第三世代になったようでスペックアップしている模様。
気をつけなければならないのは、参照画像の消費電力「210W」に限ってはおそらく「標準サイズ」での表記かと思います。
すくなくとも「大きいサイズ」は298Wが正解かと思います。実際に計測したので、後ほど詳しくご紹介します。
それ以外はどれも魅力的なスペックアップのようで、かなりの期待感がもてます。
参照:amazon HAGOOGI公式ページより
他社製やHAGOOGI通常サイズとの比較として上記画像も参照として載せておきます。
参照:amazon HAGOOGI公式ページより
発熱シートの変更で加熱スピードも従来品より早くなり、温度も最高85度のようで、暖かさに限っても頼もしい限りです(他社製は概ね最大65度くらい)。
また、タイマー設定があり3・6・9時間から選んで使用。というか電源入れたらどれかを設定することになります。つまるところ、連続運転ができない仕様です。
といってもタイマーとしての運転時間もデスク使用なら必要十分。電源入れっぱなしの恐れがないので逆に安心です。
製品が転倒した場合(傾き45度)、自動で電源が切れるのも安心材料の一つです。
見た目
全付属品。三つ折りで収納可。ブランケット含めかなりコンパクトになります
フットレストも導入したいと考えていたので「大きいサイズ」にしました。
よく見るパネルヒーターのサイズは幅が約40cm。わたしが購入したのは「大きいサイズ」の幅約45cm。奥行きと高さも一般サイズより大きめです。
椅子に座っている状態で、余裕で足がすっぽり入ります。
収納や消費電力(電気代)のことを考えると少しでも小さい方がよいかもしれませんが、どちらも畳んだら平らになるし立てかけて仕舞うことを想定すればぶっちゃけどっちも変わらないかなと。消費電力(電気代)も温度を変更できるのであれば、より強いモードがあったほうが後々幸せになれそうと、安心材料になり得ると思ったわけです。
というわけで、
大は小を兼ねる
というコトワザに右ならえして、大きいサイズを選んだ運びでございます🙂
年をとる度にこの言葉に助けられることがよくあります。先人様、素敵な知恵をありがとうございます。
付属でついてくる脚を3ヶ所に固定すればふらつきもありませんでした。思った以上にしっかり立ちます。簡単には倒れません。
脚もはめ込みタイプなので取り外しも容易です。収納時もラクチン。
付属で付いてくるブランケット。色はシンプルなグレーです。柄のないものがよかったので丁度よかったです。
サイトでは「毛布」と書いていますが、よくある薄手のブランケットと思ってもらえれば分かりやすいかと。丈は短い印象でしたが、必要十分使えています。
とても軽いし肌触りはふわっふわで気持ちよいですよ。
本体はやけど防止素材が使用されているようで、ちゃんとPSEも取得している安心設計。
電源周り。電源を入れる度に初期設定に戻ります。つまるところ、電源を入れたら毎回「強」運転の3時間タイマーになります。そこから好みの温度とタイマーを設定します。
シンプル設定、しっかり光る物理ボタンなので分かりやすいし面倒さはありません。
にゃんころさんやわんころさん、うさぴょんがいるご家庭も想定して、電源ケーブルに噛み防止カバーが付いているのも親切設計ですね。硬いですがちゃんと曲がりますよ。
フットレスト組み合わせイメージ
合わせて買った横幅約40cmのフットレストを導入してみましたが、ちゃんと入りました。「ハの字」ではなく「コの字」でも問題なく収まるので使い勝手もよさそうです。
今はこれよりもっと中に配置してます
足を置いてみても窮屈な感じもしないし、かなりバランスはよいかと。
バッチリ!
足を置いてみたイメージ
それから、熱によってフットレストが燃える心配はまずないと思います。6時間つけっぱなしの状態で触ってみてもほんのり暖かい?かなー??いや、むしろ常温!くらいです。
※電化製品全般に言えることですが、断線や異常加熱などによる不良発火はあり得ます。HAGOOGIパネルヒーターは異常加熱の場合も自動で電源が切れる仕組みを採用しているようですが、十分ご注意くださいませ(一応)
フットレストは洗濯もできるし、いわゆるブランド扱いのような高いものでもないので気軽に導入できる製品かと。椅子のバランスを検討されている方におすすめしておきます😀
パネルヒーターの消費電力と使ってみた感想
スイッチボット(コンセント+簡易電力量計測通信装置)を購入したので、それぞれ約1時間、強・中・弱の消費電力を計測してみました。
強→約310w【80±5度】
まずは強から。しばらくすると310W程度になりました。定格消費電力が298Wなのでほぼほぼ合っているなと。
口コミやレビューで見かけた「温度調整」ということで100W以下に下がったりするかと思ってましたが、測った限りそんな感じではないようです。
約10分おきに計測してみましたが、300W付近をうろうろする感じでした。
6分からスタート
ややこしいですが、コンセントに繋げた時間が6分あります。この時間からパネルヒーターを電源オンしました。
写真左下の電力をご参考に
電源を入れて1〜2分で、約310Wに。「消費電力量」だけではなく「電力」の推移も合わせてご覧ください。
10分後。
さらに10分後。
さらに10分後。
さらに10分後。
合計約1時間後。「消費電力量=1時間の電力量」でみると280Wと、だいたい300Wのようですね。
※わたしの場合です。気温での違い、個体差はあるかと。
ちなみに「強」運転で80±5度まで上昇するようですが全然さわれる温度です。ピタッと手を貼り付けてもずっと触ってられる温度です。
でもですね、
ふっつーーに暖かい!
いや、かなり暖かくなります。
ただし、付属でついてくるブランケットは必須かと思います。じゃないと暖かくはあるけれど、熱が逃げる感じ。
ブランケットかけるとですね、
もはや、こたつ!
って感じになります。
みかん食べたくなります。
熱は上に向かうのでブランケットで覆うことにより、太ももとスネ辺りがぽっかぽっかになります。
やはり左右と正面の3面で温めているのでその恩恵がしっかり出ている印象をうけました。
約300Wパワーのおかげでもあるのでしょう。これは満足できる暖かさでした。
本格的な冬が到来してもかなり頼もしい温度かと思います。
「大は小を兼ねる」を考え出した先人様
グッジョブ!
て、言いました。
中→約210w【65±5度】
丁度100Wくらい下がって210Wくらいで安定しました。
やはり210W付近をうろうろしている感じでした。
中にしたら一旦ほぼ0Wに
約10分後。約210Wくらいで安定。
約30分後。
合計約1時間後。
「強+中」の合計消費電力量から「強」の消費電力量を引いたら約200Wh(中の消費電力)になりますね。
「強+中」0.48kWh -「強」0.28kWh = 0.2kWh =「中」200Wh
使用している状態で「強」から「中」にしたら「あぁー、ぬるくなった」と冷えを感じましたが、最初から「中」で使用すれば普通に暖かいです。
ちなみに「中」運転で65±5度だそうです。
あえて表現するならば
ぬるくなったこたつ
って感じ。
とはいえですね、十分暖かいです。
太もも、ちゃんとぽっかぽっかです。
仕事中には丁度いいって感じの温度です。
ひと月ほど使用していますが、私は「中」で日常使用しています。
一度全国的に極寒レベルの寒さになった日がありましたが、その時は「強」で運転しました。
やっぱ「強」つえー!
て、言いました。
安心できる暖かさです。
上でも書きましたが、「強」で使用中に「中」に下げると寒さを感じちゃうので、席を外すタイミングで「中」に変更し、戻ってきたら
あったかーーい
と「故意に騙されて」使用しました。
(節約術です、結構おすすめの技です笑)
「強」と「中」とでは、やはり温度差を感じました。
ちなみに他社製だとこの温度(65±5度)が「強扱い」になるのだと思います。
追記:23.1
10年に一度の寒さと各ニュースで謳われていた全国的に気温マイナスレベルの超絶極寒日がありましたが、
「中」だと中々暖まらなかったです。というか、個人的に無理でした。
やっぱり300Wの「強」設定があってよかったと結構マジで思いました。ご参考に。
弱→約110w【50±5度】
丁度100Wくらい下がって110Wくらいで安定しました。
ちなみに「弱」運転で50±5度だそうです。
弱にしたら一旦ほぼ0Wに
約1分で115Wに。
合計約1時間後。
スクショ撮り忘れて時間が飛んでますが(すみません!)、やはり110Wをうろうろな感じでした。
「弱」までの合計消費電力から「強+中」の合計消費電力を引いたら約110Wということになりました。
「強+中+弱」0.59kWh -「強+中」0.48kWh = 0.11kWh =「弱」110Wh
こちらもあえて表現するならば
「あれ?なんか寒くない?」とこたつの中を覗いてみたら
「電気切れているし!」
な感じの暖かさ。予熱的な?
暖かさはあるけれど、暖まれるかといったら「うーーむ」な温度です。
節約と言えど、パネルヒーター一つで冬運用を考えているのなら結構つらい温度かもしれません。
とは言え暖かくはあるので、エアコンと併用するならよいかもです。
エアコンつけても足元の冷えが気になる方であれば「弱」でも頼もしいと思います。職場でご利用できるのなら大活躍かもしれません。
エアコンの温度も普段より下げれると思います。
個人的には秋半から冬初め、春先くらいに使うと丁度いい温度なのかなあ?と。
それから1時間後。やはり110Wっぽいです。
「弱」運転:0.70kWh - 0.59kWh = 0.11kWh = 110Wh
いずれにせよ、寒ければ「弱」→「中」→「強」にすればよいので頼もしい限りです。
パネルヒーターの電気代
「強」の約310Wから「中」→「弱」につれ約100Wずつ下降する結果となりました。
というわけで、それぞれ1時間あたりのおおよその電気代を計算してみました。
1時間あたりの電気代:HAGOOGI(ハゴオギ)足元パネルヒーター【大きいサイズ】 | |
強(約310W/h) | 8.4円程度 |
中(約210W/h) | 5.7円程度 |
弱(約110W/h) | 2.9円程度 |
※1時間あたり2.7円(100W/h)で計算した場合
※あくまでも一個人のおおよその結果で、個体差はあると思います
という結果となりました。
ちなみに、デスクに設置している6畳用エアコンの暖房定格消費電力※が470Wだったので、1時間あたり12.7円程度になります。
※設定温度20度を基準にした場合の電力量(間違ってたらごめんなさい)
エアコンを付けずにパネルヒーター「中」で日常使用しているので、電気代がエアコンに比べ半額程度(5.7円)になったということです。
6畳用エアコンの暖房平均消費電力(個人的に調べた限りの目安値)も400〜550W程度のようなので、どのご家庭でもエアコンよりは省エネになりますね。
ただし誤解のないよう記載しておきますが、エアコンには間違いなく負けます。部屋全体を温かくする能力はありませんので、そもそもエアコンと比べてはいけません。ご理解のほどを。
気づいたこと
しばらく使っていて気づいたこともでてきたので、特に気になったところを3つ紹介しておきます。
ブランケットは付属のものでも十分に暖かいのですが、パネルヒーターのポジション次第では短く感じるかもしれません。距離があるとずれ落ちることがあります。
隙間ができるとスースーします。
写真上部:ポジションによってはずれ落ちることも
例えばマジックテープで裏面に一部貼り付ける工夫などしたら余計なストレスもなくなるかもしれません。もしくは持ち合わせの大きなブランケットがあるのならそちらを使用するのもよいかもしれません。
ということで、今はパネルヒーターをグッと手前に引いて使用していますが、ずれ落ちることもほぼなくなりました。近付けると付属のブランケットで太もも丸々覆えるくらいにはなります。パネルヒーターのサイズも大きいので、窮屈な感じもありません。
ちなみに席を立つ際は、ブランケットをめくってパネルヒーターの上に被せればいいので思った以上に移動は楽ちんでした。面倒な感じはありませんよ🙂
フットレストを購入したので、ルームシューズを脱いで使用してたのですが、指先(足先)と足裏は温かくなりにくい印象です。
正直、一番の盲点でした。
3面で温めるし絶対温かくなるはずと期待していましたが、「強」でも無理な印象です。
例えば、ずーーっと使用しているとそのうちじわじわと暖かくはなりますが「いや、指先寒いです、限界です」が先にくる感じです。
例えば、正面のパネルに足の指裏をピタッとくっつければ指先は温かくなります。ですが、足裏はどうしても無理な気がします。そのまま足の指裏をパネルにくっつけていればじわじわと暖かくはなってきますが、もはやスネ筋の筋トレ状態になります。
スネ、つります。
冒頭でも話した通りフットレストも温まる気配がないので、足裏冷んやりが続きます。
まとめると、パネルヒーター底部は温まりにくいということが分かりました。
まあ、こたつとは違いパネルヒーターは「コの字」なので、上にフタをしたところで隙間から冷気がバンバン入ってくるのも至極当然なことです。
結論
太ももから足首あたりまでが暖かい印象です。
結局わたしはルームシューズを履いてことなきを得ましたが、「自分、フットレスト使わない派ですから!ルームシューズ履かない派ですから!」な方は、4面タイプ(底面にもパネルがあるタイプ)を検討した方がよいかもしれません。
横幅・奥行き・ワット数(温度)も小さくなりますが、以下のような商品がよいかもしれません。ご参考にされてください。
実は今季の冬、仕事部屋でエアコンをほぼ使用していません。暖かいウェアとパネルヒーターのみで対応しています。
エアコンなしでもここまでいけるものなんだなーととても感謝感激と満足はしていますが、足元がポカポカなおかげで、
手先が余計に、むっちゃくちゃ冷たく感じるようになりました(爆)。
というか、手、むっちゃ寒いです(爆)。
特に右手。マウス持つ方。左手は時折ブランケットの中に突っ込むのでまだ暖かいのですが。
(こたつ入ってるときによくするポーズの片手バージョン)
エアコン付けてないので当然ちゃ当然ですが(爆)。
こうなると、手先も何か策を考えなければならないなーと思った次第です。
まとめ
暖かさや電気代に限ってはものすごく理想的な商品に出会うことができて、とても満足できました。
エアコンなしでもポカポカな状態で仕事ができることを知ったし、しかも省エネ。
シーズン使いにはなりますが、収納も容易だし耐用年数も20年以上と個人的によい買い物となりました。
とはいえ、素足の状態だと足裏や指先が温まりにくいということも分かりました。
それからエアコンとは違い部屋全体を暖めてはくれないので、手が余計に冷たく感じるということも分かりました(あたりm...)。
万人様に絶賛おすすめ!とは言い難いですが、足元の冷えが気になるって方で
サブとして使う・エアコンの温度を下げるといった使い方、会社で使う方、冬用ルームシューズを履かれる方であるなら超絶おすすめしておきます。
またはペットさんたちのために夜中もエアコンつけっぱなしのご家庭とかは、かなーーり助かる商品になるかと思います🙂
小動物に限りますが、ファンヒーターなどと違い火傷の心配もなければ、音もしませんし。
省エネ省エネと書いてきましたが、そもそも寒さを我慢して体調をくずしたら本末転倒ですので、皆様もご自身にとってより暖かい環境が見つかることを願っています。
この記事が参考になっていれば幸いです。
TONY