TONYです。
年々夏の暑さが激しくなっていると本当に感じる昨今。
電気代もむっちゃくちゃ値上がりしている昨今。（どーなってんのほんと）
省エネ推奨とは言われつつも、危機感すら感じる暑さ。
そんな暑苦しい、または全人類絶対必須な「睡眠」の際の寝苦しい環境を和らいでくれた商品を見つけたのでレビューします。
もちろん電気代タダ！
正直、かなり驚きました。
そして、かなり助かりました。
楽天の公式販売ページにもかなりのレビュー数（高評価）があるのも納得。
個人的にもかなりおすすめです😀
かなりを言いすぎました。
（だって本当すごいんですもの）
それではいきますね。
CONTENTS
ひんやりマットとは
シンプルに冷却マットのことです。暑い夏に布団やベッドの上に敷いて、
冷たーーい（ハート）
と睡眠の手助けをするためのアイテムです。
冷却マットには「ひんやり敷きパッド」や「ひんやりジェルマット」といった名称でさまざまな製品が流通しています。
冷却マットの冷える仕組み
調べてみたところ、どうやら接触冷感という原理だそう。
モノに触れた時に体の熱が移動することで冷たく感じる原理。コンクリートを触ったときに冷たいと感じるアレですね。
なので、敷きパッド自体が冷たいわけではないということです。
熱の移動量が多い素材ほど冷たく感じ、繊維ではポリエチレンの熱移動量が一番多いようで、さまざまな「ひんやり敷きパッド」はポリエチレンが主な材料になっているそう。
つまり熱移動中は「冷たーーい（ハート）」と感じ、体の熱が移動し終わるとそれ以上熱移動できなくなるので、しばらくすると温かく感じるのはこう言った理屈なわけです。
ひんやり敷きパッドと、ひんやりジェルマットの違い
素材が繊維かジェルかの違いです。
ひんやり敷きパッド
繊維でできています。ナイロンやポリエチレンが主な素材になっています。なのでシーツや布マット的な使い方になります。
繊維であるため洗濯も可能です。その際にできる毛玉やほつれなどによって1〜3シーズンで効果が薄れ始めるようです。
また、汗などの吸収発散が（ジェルに比べ）得意なので蒸れにくい・温度上昇後も短時間で冷たくなる特徴があるようです。
ひんやりジェルマット
ジェルを塩化ビニールなどに詰め込んだマットで、シーツの上に敷くイメージです。
ひんやりジェルマットも接触冷感の原理を利用していて、こちらは主に塩を原料とした特殊な結晶が水溶化することで熱を吸収（移動）し、その際冷たいと感じます。水溶化されても（＝温かくなっても）温度が下がればまた結晶化し繰り返し使用することができます。これらを繰り返すことにより結晶の劣化などで効果が薄れていくようです。
また、ジェルが漏れないようビニール等の生地で覆われているため、洗濯ができない、汗などの吸収が不得意で蒸れやすい・温度上昇後も冷たくなる（結晶化する）までに時間がかかるといった特徴があるようです。
スピードクーラー（SPEED COOLER）とは
で、色々検討して買ってみた商品がスピードクーラー。
繊維系ではなく、ひんやりジェルマットです。
モダンデコさんが開発したロングセラー商品。
グッッッジョブ！モダンデコさん！
低品質ジェルマットの場合うまく水溶化されずに冷感が半減したり、それにより結晶の塊が体にあたって寝心地を悪くしたり、生地を破く原因になったりと問題が多々あるようです。
スピードクーラーはこれらを解決するため、独自に新成分を配合したようで
●成分が均一で冷却力がアップ
●硬化しにくいため寝心地がアップ
●やぶれにくい材質なので耐用性アップ
と、最近特許も獲得したかなりこだわっている製品。
※私が買った時は特許申請中でした。無事通ったようですね。おめでとうございます。納得です。
その他にも
生地の耐久性（引張強度）は合格基準値の2倍超で、わたしのように寝相が悪くても安心。
生地の安全性もホルムアルデヒドが合格基準値（75μg/g）の10分の1（7μg/g）。直接触れるものだから小さなお子様にとってもかなり安心材料になりえますね。
抗菌・防臭は合格基準の2.8倍。合格基準値が抗菌活性値2.0以上のところスピードクーラーは5.6。雑菌の繁殖や嫌な臭いの発生を防いでくれるようです。
あとは防水生地なので汗などの水分が生地に浸み込みません。洗濯はできませんが、水拭きで簡単に拭き取れます。素晴らしい。
まあ、何から何までこだわりまくってる製品には間違いないなと思いました。
スピードクーラープレミアムとは
スピードクーラープレミアムのパッケージ
スピードクーラーには水分率の高い柔らかいソフトジェルタイプの硬化しないプレミアムタイプがあります。通常結晶が水溶化することで冷たくなるのですが、そもそも最初から柔らかいジェル素材なので硬くありません。
人や環境にやさしい無害な中材を使用していたり、防カビ剤を配合することで室温28度で7日間カビの成長がなかったり、水溶化と結晶化を繰り返さないため水分の蒸発が遅くなり、より長く使える仕様になったりとあらゆる面でプレミアムなようです。
ちなみにわたしが購入したのはプレミアムタイプです。
購入時、通常価格（スピードクーラー）にプラス1000円で、プレミアムに変更できます。
スピードクーラー プレミアムの見た目
届いた商品の見た目を紹介しますね。
折りたたんだ状態
横からの図
コンパクトに折り畳めるので、シーズンオフなども邪魔になりにくいです。
質感。色はクールグレー（実物はもっとグレーです）
色はクールグレーを選びました。ブルーもあるようです。
表面と裏面
質感アップの図
かなーりしっかりした生地です。ちょっとやそっとじゃまあまず破けないでしょう。水分もばっちり弾きます。というわけでペット用にも良いですね🙂
ベッドに敷いてみた感じ
サイズも90×90・90×140・90×180・75×140と種類がありますので、ベッドサイズやその他の用途（ソファやペット用）に合わせて選べるのもグッド。
厚みは約1cmくらいといったところ
指で押した感じ。若干沈むかなー？くらい
プレミアムは中材がソフトジェルなのでずっと柔らかいままです。とはいえベッドに敷いて寝てみた感じ、初めはやはりちょっと硬くなったなー。な印象でした。
つまり、ジェルだからと言ってプニョプニョしていませんでした。
タグも載せときますね
スピードクーラーの魅力（個人的感想付き）
楽天の公式販売ページを見たら写真や図と共に分かりやすくまとめていますが、1シーズンまるまるヘビーユースしたので感想も合わせて紹介していきます。
瞬間冷却能力
使用から2分で体感温度-7度をうたっています。
使用環境で変わるでしょうし、実際に-7度下がってるのかどうかは正直分かりませんけれど、ぶっちゃけ初めて寝てみた感想は
・・・。
あー。
あーーこれまじなやつや。
まーじで冷たいパターンや！
でした（ガチ）。
このような商品を今まで知らなかったので若干疑っていたこともあり、ヘンテコ感想で恐縮ですが
文明に超絶感謝。
と、目をつむったまま思わずそっと手を合わせました。
個人的感想ですが、2分もかからず「かなり」冷たくなります。
普通は温かくなるはずなのに、時間が経つにつれて接触面が冷たくなるのです。
どうなってんの！って言いたくなるくらい。もとい、言いました。
いやー、想像以上。これはほんとびっくりでした。
接触冷感能力
なんでこんなに冷たくなるの！不思議マックス！という気持ちでいっぱいですが、冒頭でも説明したように接触冷感能力といって熱が移動する際冷たくなる原理を利用しています。これは数値化することができ、業界最高クラスのQ-MAX0.58をうたっています。
この数値が高いほど冷たいと評価することができ、Q-MAX0.2以上が冷たいと感じる目安（基準値）とされているようです。
というわけでスピードクーラーの場合、基準値の約3倍冷えるということになります。
これは他を試したことがないので比較できませんが、使ってみる限り、
マ・ジ・で！冷たい！
と、普通にビビりました。
持続性能
使用から90分後の温度上昇が従来品に比べ3分の1（32度以下）になったそうです。
2016年には製品はあったようで、その頃に比べ随分と持続性が上がったようです。
わたしの場合90分間同じ姿勢で居続けるのはそもそも我慢できないタイプで、しばらく経てば寝返りするので「90分後が32度以下の検証」はしていませんが、一般的な日常使いと考えた場合「いずれ温かくはなるもの」とは感じます。
個人的に30分近くは「はっきりと冷たい」と感じます。
以降（小一時間経ったくらい？）は徐々に常温（＝ほぼ体温）になる感じです。正直32度以上はあるように感じます。ただ、暑くはありません。
接触していた体（背中や太もも・ふくらはぎなど）を手で触るとちょっと冷たい？ので、体温くらいかそれ以下って感じです。
※直接マットに寝転んで小一時間ゴロゴロした感想
とはいえ、30分くらい同じ姿勢で「背中が暑い！寝返りの術、発動！」と感じさせない事がそもそも凄いと驚いてます。
今までは30分もしないうちに暑くて絶対寝返りしてたので。
というわけで、
ベッドイン30分くらいで夢の世界へ突入できる方であれば、まじで幸せになれると思います。
メリット・デメリット
ほぼ1シーズン使ってみて気づいた点もあったのでいくつか紹介しておきます。
すぐ冷たい
本当にあっというまに冷たくなります。夏のベッドでも幸せになれます。
もとい、幸せ時間がより長く堪能できると思います。
寝返りするのが格段に減りました。
わたしはタブレットをアームに挟んで寝ながらよく「動画鑑賞のち、寝落ち。」していますが（爆）暑さをあまり感じず、物語に夢中になれます。そして気づいたら寝てます🙃
わたしはシーツの下に敷いていますが、それでも普通に冷たくなります。ただ生地の厚さによると思いますし、寝まきでも同様かと。
一つ言えるのはマットに直接寝た方が絶対に冷たいし、直接肌が当たるとかなーり冷たいし、個人的に持続時間も長いような気がします。
シーツ下に敷いた図。見た目もほとんど分かりません
抗菌・防臭・防水性なので手入れがラク
洗濯機には入れれませんが、水分を弾くので拭くだけです。手入れが超楽ちんです。
それに生地が頑丈なので長く使えます。よっぽどなことをしない限り破けないんじゃないかな。それくらいかなりしっかりした印象です。
というわけで、わんころさん・にゃんころさんといったペットにもぴったりと思います。おそらく夏の定位置になりそう。
しっかり縫製されている印象。ジェルもはみ出る気配まったくなし
サイズが豊富
●90×90センチ
●90×140センチ
●90×180センチ
●75×140センチ
とサイズが豊富です。もちろん各サイズ「プレミアム」もあります。商品カゴに追加する際に選択する感じです。
わたしは気に入りすぎて結局2枚買いました（爆）。
ベッド全面に敷いて贅沢に使っています。
一度あたたかくなると中々冷えない
寝るだけではなくベッドでゴロゴロしたい方にお伝えしたいのは、やはりしばらく同じ場所に留まっていると温かくなります（≒冷たくはない）。合わせて一度温かくなったら中々冷えません。
25度以下の場所で再結晶化するようなので、エアコンをつけていない30度を超えるような部屋なら再度冷たくなるのは期待できないかもしれません。
例えば温かくなって寝返りをして、また寝返りをしてもとの位置に戻っても経過時間によっては温かいです。特に背中部分。腕や脚部分は不思議と冷たいです（背中ってかなり熱を持つんだと改めて実感した次第）。
とはいえ私の夏場の場合エアコン27度設定で生活しており、お昼寝もよくする（いや、日課レベルでする）のですが、それまでにはちゃんと復活しています。ベッドに横になり、しばらくするとちゃんと冷たくなります。
つまり27度前後でも数時間すれば復活するようです。
（プレミアムだからなのかしら？うーーむ）
※わたしの使用環境下の場合です、通常版は分かりません、ご容赦を。
むれやすい
水分を弾くので手入れは楽ちんなのですが、逆に汗を通さないので、むれます。私の場合シーツの下に敷いて対処していますが、しばらく経って背中に手を当ててみるとほんのりむれてます。
重い
かなり重いです。90×140サイズを買いましたが6キロオーバーです。わたしの場合ベッドなので一度敷いたらほとんど動かさないですが、敷布団派の方は毎回畳む際億劫になるかもしれません。
というのも、あまりにもこの商品がよかったので両親にプレゼントしたのですが敷布団なこともあり「重くて押し入れにしまうの無理だった！」と、マットは出しっぱなしにしているようでした。
まあ、動きにくい・ずれにくいといったメリットにもなり得る一長一短なところですね。
簡単に折り畳めるのでシーズンオフでも場所はとらないですよ（30cm定規）
まとめ
個人的にかなーり満足のいくジェルマットに出会えました。
この手の商品は初めてで、しかも予想以上に冷たかったのでかなり高評価な感想になってしまいました。
楽天の公式販売ページにもかなりの数のレビューがあるので、一度覗いてみたらいいかもしれません。
わたしとしては両親も気に入ってくれたようで嬉しかったです。届いた日にお礼と、数日経ってからあらためて「特にお昼寝時がすごく良いわ！」って言ってました。
畳の上にジェルマットのみでも寝れる強者です（笑）
というわけで夏のギフトにもいいかもしれませんね🙂
もちろんペットさんへも🙂
個人的に間違いなく価格分は回収できると思いますよ😀
とにもかくにも寝室はとても大切な場所です。人生の約3分の1という大事な時間を過ごす場所。これらは歳を重ねて改めて気づいたけれど、少しでも良い環境で過ごすべき！と思ってからは、少しずつですが手を加えながら着々と快適になっています。
みなさまもよい環境で安眠できることを願います。
参考になっていれば幸いです。
TONY
